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zoom RSS ガイ・ハミルトン 追悼

<<   作成日時 : 2017/05/01 10:31   >>

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先日、ミステリマガジンを借りました。2017年1月号。

昔は良く読んでいた雑誌ですが、このところ、ほとんど目を通すことがなったわけですが、気まぐれで手に取ってみると、そこには2016年に亡くなったミステリ関係者の訃報記事の一覧が載っていたのです。

すると、その中にガイ・ハミルトンがあるではありませんか。
しかも約一年まえに既に彼は亡くなっていたのです。

私はその一年くらい前でしょうか、ふと思い出して、彼は存命かどうか調べたのです。
彼は007映画の監督で、私は007映画のファンだったからです。
もし生きていてもかなりの高齢のはず。
するとかなり高齢ですが存命と分かったのです。その頃は死亡記事はなかったはず。

そこでその頃、このような記事を私は書いたのです。
2016-03-16
007、キューブリック映画のデザイナー ケンアダム、95歳で死去 彼のカルマを見る
http://ameblo.jp/yashas/entry-12139812461.html
この中で私はハミルトンに関しても言及しています。
2016年の3月です。

そして今、当時のハミルトンの記事を検索すると、
ニュースによれば
「ガイ・ハミルトンがスペインのパルマ・デ・マヨルカで現地時間4月20日に逝去した。93歳だった。死因は不明」
とのこと。

私が記事を書いて、しばらくして彼は亡くなったようです。私は当時のニュースは見逃しました。今になって、その頃、彼が亡くなっていたと知ったのです。

先日、このような記事を書いたばかりなのに。
つまり、あの人どうしているかな、と思っていると訃報記事に出会うことがあると。
「ジーン・ワイルダー追悼」
http://yhwh.at.webry.info/201703/article_15.html
世間一般では俗に「虫の知らせ」と言うのでしょう。私は霊感がないだけに、自分では不思議に感じるのです。

さて、彼の作品は全22作品だそうです。
(以下のコメント、かつて語ったことと重複あり)

007シリーズ

007 ゴールドフィンガー(1964)

007映画はテレンス・ヤングが確立したようなもの。そこに部外者のハミルトンが雇われるわけですが、プロデューサーは適材を発見したのです。
つまり、ハミルトンは有能な人だったわけです。
彼は映画にあらゆる知恵を動員して、その映画に全力を投入するのです。

ボンドの車、アストンマーチンの屋根が飛んで助手席に悪人を吹っ飛ばすシーンがあるのですが、それは監督の子供のアイデアだったそうです。

そして面白いのは、ただの管理人だと思われていた館のおばさんが、敵に転じるとボンドに機関銃を乱射したりするシーンがあるのです。
通常、ギャングや悪党が機関銃を撃つものですが、ただの太ったおばさんが撃って来ることにユーモアさえ感じさせる演出でした。

巨匠であるヒッチコックがこれを見ていて、後でハミルトンを褒めてくれたそうです。
ハミルトンさんは喜んでいた。(ヒッチは本来、彼の亜流である007シリーズにはシビアだった)


007 ダイヤモンドは永遠に(1971)

このエピソードは上の記事に掲載。この頃の映画は原作からそれほど離れていなかった。二人のホモの殺し屋が出て来るのも、オリジナルにある。

ところで、この映画の最初の方にエレベーター内での格闘シーンがあるのですが、
ショーン・コネリーが格闘シーンであるのに、一瞬ニヤッと笑って相手を殴ったりするわけです。
それを監督はこう説明しています。「ショーンは撮影を楽しんでいるから、無意識に笑うんだ」と。

スピルバーグは彼の映画「インディジョーンズ」のシリーズで主人公のインディの格闘シーンで、彼がたまにニヤッと笑う演出をしています。
これは、以上のようなコネリーの癖を真似て取り入れていたのです。


007 死ぬのは奴らだ(1973)

この頃の映画はCGなどありませんから、俳優やスタントはぶっつけです。
悪役の黒人俳優さんは、蛇の群れがいる棺の中に倒れて見せているし、スタントマンはワニの頭の上を「因幡の白ウサギ」のように飛んでいます。モーターボートのシーンではスタントマンに怪我人が出たそうです。
音楽はビートルズのジョージ・マーチンとポール・マッカートニーが担当。


007 黄金銃を持つ男(1974)

東南アジアのロケ。主演のロジャームーアが汚い川でボートを走らせるシーンの撮影中のこと。
スタッフはお互いに「ここの水は汚染されていて大変危険だ、口にはねることもあるだろうから、決して唇を舐めないように」と言い合っていたそうです。

いざ、本番、ムーアはボートから川にドボン。しばらく水中に。ようやく上がって来た彼に対し、スタッフは口をそろえて「ロジャー、唇をなめちゃダメ!」。

川の水一滴どころじゃないでしょう。彼は全身ずぶ濡れで、多少水も飲んだはずです。スタッフはムーアさんにそれを承知でこんな冗句を言ったのです。
(彼が病気になったかどうかは不明。多分、大丈夫だったのでしょう)

さて、ハミルトンはその後、007を撮らなくなります。なぜ彼はその後の作品を撮らなかったのか?
それはオファーがなかったからではなく、自ら断ったとのこと。

なぜ断ったのかというと、「アイデアを全てだし尽したから」ということだったのです。
無能な監督なら、ただディレクターチェアーに座って威張っているだけだから依頼があれば受けるのでしょう、彼は自分が納得できないものは作りたくなかったのでしょう。
ですから、そう意味では、言い換えるなら、彼の作品は片手間に作られていないということができそうです。


その他

パーマーの危機脱出(1966)

007の亜流もの。それを当の007の監督が撮る。たしかプロデューサーは本家007から離脱したハリー・サルツマン。その彼が007まがいのものを作ったという不思議なもの。
ちなみに主演のマイケルケインはボンド俳優、ロジャームーアの友人。

ある時、二人がロンドンをあるいていると、カップルの男が「見たか、ムーアだ」。女は「いいえ、マイケルケインよ」とお互いに違う方を見ていたという。
つまり、007は男子に人気があり、ケインは女性に人気があったということだったようです。


ナバロンの嵐(1978)

アリステアマクリーンの作品。
主演のロバートショーは007映画の悪役の人。リチャードキールも。バーバラバックはボンドガール、多々007のかつての演者が出ていました。
若い頃のハリソンフォードも。


クリスタル殺人事件(1980)
地中海殺人事件(1982)

アガサクリスティーもの。私は見ていないかもしれない。
あるいは昔テレビで見たかも。という程度。


レモ/第1の挑戦(1985)

当時は見ていませんが、後にテレビで。
当時劇場で見た友人らがこれについて話していたのを覚えています。


ハミルトンさんは素晴らしい人格者だったと思います。
そして007に関わったテレンスヤング、ショーン・コネリー、ロジャームーア。
関係者が言うには彼らも非常にすばらしい人格者だったそうです。
日本で言えば、高倉健のような感じでしょうか。

ムーアさんはユニセフで活動しているくらいですから。「この作品の思い出は?」と聞かれ「現地の子供たちにワクチンを接種させてあげたことだ」なんていうくらいです。

ヒーローというのは名声や地位ではなく、やさしさ、ではありませんか?

亡くなった森田芳光監督も非常に温和な人だったと聞きます。とかく日本の「監督」。映画業界に限らず、スポーツの世界でも威張った人が多いものですが、

日本は原始国家から脱却したかったら、この点も改めねばなりますまい。
(威張っている“監督”たちは原始人だ)



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